胃がん手術って?

胃がん手術って何。

手術入院中から4年経ってから、今、思うことは、ポジティブに、いいように考えれば、胃を切り取ることは究極のダイエット方法だったかな。と思います。

私の場合は当初、胃を全部取ると告げられましたが、結果五分の一は残る形だったからまだ救われたのかもしれません。

これから胃がんの手術する方にどんな経過で4年経ったかとお伝えしたいと思います。

胃がんの発見は、胃潰瘍の症状がなかなか治らず、原因のストレスがあまり無い環境だったので不思議に思い、一度検査したほうが良いのではと思ったのがきっかけです。

町医者での胃カメラでは当初、炎症程度の診断でしたが、しばらくすると町医者から「直ぐに来るように」と何度も連絡があり、行ってみると生検の結果、がん細胞があると告げられ、大きな市民病院を紹介されました。

市民病院に行くと画像を見た医師から「胃を全摘です。」と告げられ、直ぐに入院のスケジュールが決められました。これは意外とショックでした。胃がなくなるという不安が一気に押し寄せてきました。

手術は6時間かかりました。といっても完全に麻酔で寝ていたのでわからない間に終わりました。

腹腔鏡手術でしたので4か所の穴+おへその穴だけです。

腹腔鏡手術

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そして集中治療室で一夜を明かし朝目覚めてからは、管を口の中に入れたままだったのでそれが気持ち悪く最初のストレスでした。(看護婦さんには勝手に管は抜けないみたいです。)

その後先生が出勤されたのでチェックが始まり管も抜いていただいたのでようやく一安心しました。

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集中治療室は当日のみで診察終了後すぐに一般病棟への移動になります。

移動は歩いて帰るか?車いすで帰るか?の選択肢を確認されました。

てっきり看護師さんが車いすで連れて行ってくれるものと思っていましたが、今は終了後すぐに歩くことで、内臓の癒着など防げて回復が早くなることから歩いて帰ることが推奨されているようです。

私は歩くことに自信があったので「歩いて帰る」を選択し少しふらつきながらも歩いて帰り、食事の容器返却も積極的に自ら歩いていくのを心掛けました。確かに車いすを利用している方と比べれば回復のスピードは格段に違いました。リハビリの先生からの課題も楽々クリアしました。

食事については最初の食事は画像のようなほんとうに飲み物だけでした。

食事

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日を追うごとに徐々に普通の食事になっていきます。

胃が小さいので食べるのは結構一苦労です、時間をかけて少しずつ食べていくしかありません。

「よく噛む」という当たり前のアクションが必要ですが、これがなかなか意識しなければなかなかできませんでした。

そのため逆に噛むという習慣ができて、退院してからうどんが嫌いになりました。その理由はスルスルと飲み込んでいた麺をじっくり噛むことで麺の食感でおいしいと感じていたのが噛むことによって粉の味のほうが勝ってしまいあまりおいしく感じなくなってしまったからです。

食事内容は、最初はスープに重湯、お茶などすべて液体です。徐々に固体になっていきます。

食べ物に関しては4年経った今では、「ある一定」までは普通に食べることができます。

本当に何もなかったように食べています。

でもついつい昔の感覚でパクパクと食べ進むと、ある一定の量を超えると大げさに言うとお腹が破裂するような苦しい満腹感が一時間位続きます。

まあそうやって胃袋をパンパンにすることで少しずつ胃が大きくなったのだと思います。

胃の大きさは胃カメラ検査の際、担当医師に現状の大きさを聞いたところ、五分の四切った大きさの倍くらいにはなっているそうです。

空腹感もしばらくは感じませんでしたが、最近ようやくすこしずつ感じるようになってきました。

でも以前のように量を食べられるわけではありませんので肥満にまではなりません。手術前は65kgあった体重が56kg前後でずっと維持しています。

このことから前向きに考えると「究極のダイエット」なのかなと思う理由です。

手術終了後のリハビリに関しては集中治療室から歩いて帰ってきたことをきっかけに、とにかく歩くことを心掛けました。朝起きて朝食前にラジオ体操を行い、他の患者さんが来る前の病院内を歩きました。

そんなに運動するにも拘わらず夜はなかなか眠れず、睡眠には悩まされました。

日頃お酒を飲んで寝るという習慣が何十年と続いていますので、アルコール無しの生活はなかなか難しいことでした。睡眠導入剤を飲んで寝ても2~3時間で目が覚めてしまいます。

そこから何時間も結局起きてしまいます。ぐっと寝られるように昼寝をしないようにしてもベッドで寝ている限りいつの間にか寝てしまいます。この悪循環はストレスで、結局退院するまで続きました。

あと入院中のストレスは肩こりと管でした。

運動するといっても限られているのでベッドで過ごすことがやはりほとんどなので姿勢もおのずと限られ、どうしても肩こりが発生します。電気治療のマッサージ機を使用していましたが、退院してもしばらく肩こりの症状はなかなか改善されませんでした。

あと管ですが手術後口の中の管、尿道につけられている管、痛み止めの入った管などが身につけられて、プラス点滴などの管がありこれが日を追うごとに取り去られていきます。

必要な時はストレスではありませんが、必要なくなってくるとストレスに代わってきます。

しかしストレスと感じて、こちらが外すように要望するまでそのままでした。

これは仕方がないのかもしれませんが、患者と医師の体感、意識のずれが感じられます。

私の場合ガン細胞が胃の内側だけだったので、その部分を切り取るだけで抗がん剤治療はありませんでしたので、それ以上のストレスはなく、まだましだったのかもしれません。
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入院生活は2週間で、退院後次の日から仕事に復帰しました。

そのほうが早く回復すると思ったからです。昨日まで入院していたのですから最初はハードでしたがすぐに慣れ復帰することができました。

これも歩くということに執着してがんばった結果だと思います。

そして体重が減ったことで、マラソンや登山にもチャレンジすることができました。

多分あのままの体重だったら膝にかなり負担がかかっていたのでマラソンなど到底チャレンジできていなかったかもしれません。

退院してからも5年間は経過観察で最初は3か月に一回、今は6か月に一回検査のため通院しています。

再発の可能性はやはりあるみたいですが適度な運動を心掛け、食事も食べたいものを食べ、あまり気にしていません。

私がお勧めするのは、健康なうちに歩く習慣をつけることです。健康な時歩いていなければ、病気になってから歩くのは困難だと思います。

 

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